2024年05月09日( 木 )

秋本番~九州地銀の株価低迷

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【表1】を見ていただきたい。秋本番を迎えた九州地銀の株価推移表である。
~この表から見るもの~
◇東証上場の九州地銀7行(含むFG・FH)の今日11月1日の株価は低迷している。値を上げたのは北九州銀行を傘下に置く山口FGだけで前月末比+4円の771円(前日比0.52%増)。次いで前日比±0は九州FGで441円だった。
◇値を下げたのは西日本FHで前日比▲10円の800円(▲1.23%)。次が佐賀銀行で前日比▲14円の1,603円(▲0.87%)。以下、大分銀行が前日比▲26円の2,984円(▲0.86%)。宮崎銀行が前日比▲23円の2,763円(▲0.83%)。ふくおかFG は前日比▲12円の2,098円(▲0.57%)となっている。

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【表2】を見ていただきたい。九州の第二地銀(福証単独上場)の株価推移表である。
~この表から見えるもの~
◇第二地銀5行の株価はまちまちの動きとなっている。値を上げたのは筑邦銀行で+31円の1,821円(1.73%増)。以下、福岡中央銀行が前日比+40円で3,550円(1.14%増)。宮崎太陽銀行が前日比+4円の1,197円(0.34%増)となっている。

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<まとめ>
来週から2020年3月期第二四半期(中間期)の決算発表が行われる。下表の通り、昨年のトップは十八銀行で11月7日(水)だったが、ふくおかDGの傘下に入っている。はたして、九州地銀の株価が低迷しているのは、中間決算の経営成績悪化を見越したものではないだろうか。

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【(株)データ・マックス顧問 浜崎 裕治】

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