【新型コロナウイルス】全国の感染者推移

　【表1】を見ていただきたい。47都道府県の新型コロナウイルス感染者数の推移表である。

～この表から見えるもの～
◆47都道府県の13日10時30分現在、コロナウイルスの感染者数は7,262人。
政府が4月7日に発令した新型コロナウイルス感染症対策にともなう緊急事態宣言を受け、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、大阪府、兵庫県、福岡県の7都府県が対象地域となっている。
下記の通り、対象地域が1位～7位となっている。
◆感染者が一番多いのは東京都で前日+166人の2,068人（シェア28.47％）と、約3割を占める。
・2位は大阪府で、前日比+45人の+811人（シェア11.17％）。
・3位は神奈川県で、前日比+31人の544人（シェア7.49％）。
・4位は千葉県で、前日比+44人の467人（シェア6.43％）。
・5位は埼玉県で、前日比+40人の415人（シェア5.71％）。
・6位は兵庫県で、前日比+17人の375人（シェア5.16％）。
・7位は福岡県で、前日比+30人の362人（シェア4.98％）。
◆対象地域7都府県のシェアは69.43％と7割近くを占めている。また、前日比合計は373人で、都道府県合計504人の74.00％となっており、シェアはまだ増加傾向にあるようだ。
◆8位は愛知県で、前日比+2人の327人（シェア4.50％）。
・9位は北海道で、前日比+12人の267人（シェア3.68％）。
・10位は京都府で、前日比+12人の193人（シェア2.66％）。
・北海道と札幌市は再度、独自の「緊急事態宣言」を発令している。また愛知県と京都府は政府に対して、新型コロナウイルスの感染拡大にともなう緊急事態宣言の対象地域に指定するように要請している。
ちなみに愛知県、北海道、京都府を加えたトップ10のシェアは80.27％。前日比増加数のシェアも80.27％と8割を超えており、政府も感染拡大に歯止めがかからなければ、「緊急事態宣言」の対象地域の指定を増やすことになりそうだ。

【（株）データ・マックス顧問　浜崎裕治】