2024年05月02日( 木 )

コロナで持ち直したリテールパートナーズ株~3社提携は買収防止が主目的?

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 リテールパートナーズは4月24日、東証二部から一流企業の証(あかし)とされる1部に指定替えになった。普段は1日の取引量がせいぜい数万株なのに前々日から40万株を超える“大商い”に。株価もコロナショックで3月13日には511円と過去最安値に沈んでいたが、巣ごもり消費と1部上場で息を吹き返し、23日には1,019円(終値)と4ケタに回復。24日は1,080円、27日は1,135円と終値としては年初来最高値を付けた。

 リテールは2018年12月、アークス、バローホールディングスと資本業務提携、「新日本スーパーマーケット同盟」を旗揚げした。イオン、セブン&アイホールディングスにつぐ「第3極」を目指し全国の地方スーパーに参加を呼びかけていくとしていたが、その後、提携の目立った進展はない。3社間で水産物や無添加ワインの共同開発と、リテールがバローの展開するスポーツジムのフランチャイズ店になり遊休店に導入したほか、2月バローとリテールが共同で佐賀県の小規模なレンコン加工メーカーを買収した程度。

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