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    西部ガスは4月28日、20年3月期決算を発表した。20年3月期の連結売上高は2,044億4,500万円と前期比0.5%増となったが、経常利益は75億2,900万円と22.9%減となった。
ガス売上が減少した一方で、不動産事業の売上が増加したことで連結売上高を維持したものの、LPG事業や不動産事業の売上原価が増加したことに加え、供給販売費や一般管理費が増加。都市ガス原材料費は減少をいかせず減益となった。
 
「コロナ禍」によって飲食店、工業分野における工場などの営業停止および生産調整への影響、不動産事業の市況冷え込みなどが不透明であるとして、今期業績予想発表は見送った。
同社は21年4月を目途に持株会社体制への移行を目指す。
 
近年、不動産事業を中心とした事業多角化を推進させグループ全体の売上を伸ばしてきた同社だが、今後、コロナ禍によって全国的に不動産市況が冷え込むことが予想されている。
グループ再編によりいかに収益力を上げていくことができるかが、今後の焦点となってくる。
【麓 由哉】
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