民事再生法の適用を申請
負債総額157億円
(株)サラは12月12日、東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日、監督命令を受けた。
申請代理人は加藤寛史弁護士ほか4名(阿部・井窪・片山法律事務所、東京都千代田区丸の内1-9-2、電話03-5860-3640)。
監督委員は山崎良太弁護士(森・濱田松本法律事務所外国法共同事業、東京都千代田区丸の内2-6-1、電話03-5223-7790)。
同社は2016年3月に設立。岡山県の笠岡湾干拓地に大規模グリーンハウスと木質バイオマス発電設備を建設し、施設野菜の生産販売と発電事業を手がけていた。バイオマス発電は東南アジア産のパーム椰子殻を主原料とし、発電時に発生する二酸化炭素をレタス、トマト、パプリカといった野菜の成長促進に利用、余熱を冷暖房に活用する仕組みを採用しており、再生可能エネルギーを活用した循環型農業モデルとして注目を集めた。
しかし、近年のパーム椰子殻の価格高騰や人手不足による人件費上昇の一方で、生産と販売ルートの構築は後手に回り赤字が常態化しており、債務超過に転落。今回の措置となった。
負債総額は約157億円。
業 種:野菜生産、バイオマス発電
所在地:岡山県笠岡市笠岡5640
(登記上:岡山県笠岡市平成町95-1)
設 立:2016年3月
資本金:5億2,780万円
法人名
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