ファッションビル「イムズ(運営:三菱地所リテールマネジメント(株))」では、8月30日(日)までの期間限定で、「最果タヒ 詩のインスタレーション」を開催中。最果タヒ氏のインスタレーション展示(※)の開催は、九州では初となる。

現在、イムズでは空間そのものを1つの作品として楽しめるように、最大4.4mにおよぶ立体オブジェをはじめ、最果タヒ氏の詩9編を館内17カ所に配置している。言葉を眺め、考え、体感できる企画だ。興味のある方は、イムズに足を運んでみてはいかがだろうか。
※インスタレーション
現代美術における表現手法・ジャンルの1つ。ある特定の室内や屋外などにオブジェなどを置いて、作家の意向に沿って空間を構成し、場所や空間全体を作品として体験させる芸術。^

■最果タヒ×イムズ「最果タヒ 詩のインスタレーション」
<開催期間>
2020年7月10日(金)~8月30日(日)
<開催場所>
イムズ(所在地:福岡市中央区天神1-7-11)
メイン展示:B2階 イムズプラザ
その他展示:1階、3階、4階、6階、7階、12階、13階
エスカレーターサイド、エレベーター内、大型懸垂幕
<料金>
無料
<プロフィール>
最果 タヒ(さいはて・たひ)
1986年生まれ。2006年、現代詩手帖賞受賞。08年、 第一詩集「グッドモーニング」で中原中也賞を受賞。15年、詩集「死んでしまう系のぼくらに」で現代詩花椿賞を受賞。詩集をはじめ、エッセイや小説など著書多数。18年に群馬県太田市美術館·図書館での企画展に参加、 19年に横浜美術館で個展開催、HOTEL SHE, KYOTOでの期間限定のコラボルーム 「詩のホテル」オープンなど、 幅広い活動が続く。最新刊は、翻訳小説『わたしの全てのわたしたち』(サラ・クロッサン/著)(金原瑞人との共訳)、絵本『ここは』(及川賢治/絵)。
【代 源太朗】