自民党福岡市議団所属の議員らは7月28日に実施したPCR検査で全員が「陰性」だったことが確認されたが、同会派は議員らに対して8月3日までを目途に自宅待機を求めている。
市議会の各委員会で7月28日から8月3日までに開催が予定されているものは自民党市議団所属の議員を除き開催している。一部議員の欠席により委員会審議にも影響がおよぶこととなった。
自民党市議団所属の別の議員は、今回の件で実際に感染者と濃厚接触者となり、身をもって切実に恐怖と影響力を実感したと語る。7月20日の会食後に連休を挟んだこともあって多くの関係者、支援者と会っているが、1人ひとりに自身が陰性であったことと心配をかけたことを電話で伝えたという。
同議員は、「政治家として地域経済をまわすために少しでも貢献したいとの思いはあるが、今回の教訓としてより安全に気をつけるよう意識をすべきだ」と語る。恐れずに行動することを心がけているものの、その結果、周囲に迷惑をかけてしまってもいけないというジレンマを感じているとのことだ。
【特別取材班】
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