構造設計一級建築士 仲盛 昭二 氏
今回の台風10号の被害によって住宅設計の概念が変わるものと考えられます。日本の法規における台風は、風速《50〜55メートル/秒》での設計規準です。
75m/秒の風速では、構造力学的には耐えられません。住宅(木造・鉄骨造)は、自重が軽い為に、吹き飛んでいきます。台風に強いのは、鉄筋コンクリート造の重い建物です。
今後、このような台風・竜巻・降雨などに対して根本的な安全対策が必要となります。
これからは、リモート対応と共に、郊外型の3〜5階建のコンパクトな鉄筋コンクリート造マンション(さらに一階部分を1メートル嵩上げ)が最適になってくるでしょう。
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