2024年03月29日( 金 )

福岡市、宿泊事業者向けに補助金

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 ビジネスマンにとって会食の機会が増える年末年始。学生にとっては受験シーズンでもあり、宿泊需要の高まりが予想される。しかし、コロナ禍ということもあり、受け入れる側の宿泊事業者には細心の感染症対策が求められる。
 こうした状況を受け、福岡市では宿泊事業者向けに、感染症対策をはじめとする受入環境の充実を支援する目的で、補助金を交付する。対象となる事業者は下記の通り。

  • 旅館業法(第2条第1項)に規定する旅館業(同条に規定する下宿営業を除く)
  • 住宅宿泊事業法(第2条第3項)に規定する住宅宿泊事業(民泊)
  • 上記いずれかの事業者で、福岡市宿泊税条例(第12条)の規定に基づき納入申告書を市に提出している者 (個人、法人を問わず対象となる)

 受入環境の充実に関する具体例として、市では
 (1)サーマルカメラ、検温・手指消毒機器、空気清浄機、サーキュレーター、飛沫防止アクリル板、アクリルフードカバー、トングなどの購入費
 (2)多言語ウェブサイト制作・更新、AI翻訳機器、非常用電源装置、携帯電話充電装置、非常用浄水(濾過)装置
 などの設置工賃を挙げている()。

※:補助金の交付決定の日から2021年1月31日(日)までに実施・完了した本体購入費、設置工賃、リース料、レンタル料などが対象となる。なお、1事業者あたり、補助対象経費の2分の1以内 (補助上限額:30万円)となっている。 ^

 交付申請はすでに始まっており、期限は2021年1月20日(水)までとなっている(その他詳細はコチラ)。

【代 源太朗】

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