2024年04月28日( 日 )

【与党崩壊】公明・遠山清彦衆院議員が議員辞職願を提出 銀座徘徊、キャバクラ支出……ほかにも?

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さらなるスキャンダルを警戒か

 緊急事態宣言で国民に自粛生活を求めていながら銀座のクラブ通いをすっぱ抜かれた、公明党の遠山清彦衆院議員(51)が、大島衆院議長あてに議員辞職願いを提出した。

 遠山議員は先週、週刊文春のネット版「文春オンライン」で、銀座のクラブで深夜まで会食していたことを報じられており、事実を認めたうえで謝罪していた。その後、自らの資金管理団体が福岡市・中洲のキャバクラ店に支出していたこともわかったため、党幹事長代理を辞任するなど事態収拾に動いていた。

 野党関係者によると、遠山議員の辞職はさらなるスキャンダルが明るみになる可能性があるためで、その前に辞職することで政権へのダメージを抑える狙いがあるという。

 遠山氏は衆院比例代表・九州ブロック選出。参議院議員を2期務めた後に、2010年の衆議院選挙で初当選。これまでに財務副大臣などを歴任した。次回衆院選では神奈川6区での立候補を予定していた。

支援者は怒り心頭

 九州で遠山氏の支援を続けてきた男性は創価学会員ではないものの、遠山氏の行動力を高く評価してきた。これまで年2回ほど友人や知人約100人を集めてパーティーを主催することで遠山氏支援の輪を広げ、神奈川県へ転出することが決まった際にも送別会を行った。

 「遠山氏には裏切られたという思い。やはり自民党の連中と付き合い、飲み歩くことで政治家としてのモラルを失っていくのではないか。自民党なら辞職して復帰の可能性もあるだろうが、規律の厳しい公明党では遠山氏の政治生命は終わったも同然。国民のために尽くすという大義を忘れてしまったことへのツケが回ったのだろう」

【データ・マックス編集部】

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