ビーロットが大幅減益、減益は上場後初めて
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15日、ビーロット(東証一部)が2020年12月期の決算発表を行った。同期は売上高264億円(前期比5.4%増)、経常利益10億円(同70.7%減)を計上。ビーロットをスポンサーとするビーロット投資法人へ「ビーロット江坂ビル」を売却するなどで増収をはたしたものの、コロナ禍で利益率が低下したほかホテルなどの物件で評価損を計上したことなどにより、大幅減益となった。取引先のクラスターゲートに対する前渡金3億円について、回収が困難として貸倒引当金3億円が計上されている。減益となったのは14年の上場以来、初めて。21年12月期は売上高217億円、経常利益13億円を予想している。
また、23年までの中期経営計画では、資産規模500億円でのリートの上場、不動産管理事業の年成長率20%、自己資本比率25%超などが掲げられ、23年12月期の売上高297億円、経常利益36億円を目標に据えている。
【永上 隼人】
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