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2021年03月01日 18:13

【九州FG】肥後銀と鹿銀で共通のスマホアプリを開発 オンラインで口座開設も

 (株)九州フィナンシャルグループ(熊本市)が、モバイルバンキングサービスを手がける米・ムーブン社と提携して傘下の肥後銀行(熊本市)と鹿児島銀行(鹿児島市)共通のスマートフォンアプリ(名称未定)を開発、5月末にもサービスを開始する。

 ムーブンは、『BANK4.0 未来の銀行』の著者ブレッド・キング氏が2011年、米ニューヨークで設立したモバイルバンキングのサービス会社。国内では日本ユニシス(株)(東京都江東区)が仲介代理店で、鹿児島銀行の基幹系システムを日本ユニシスが導入していることから九州フィナンシャルグループと提携した。

 開発中のスマホアプリは、肥後銀行や鹿児島銀行に口座を開設していなくても使うことができ、オンラインで本人確認を行い、普通預金口座も開設できる。

 銀行、証券、クレジットカードといった異なる金融機関の複数口座を一括管理する「アカウントアグリケーション」というサービスにより、家計簿機能や個人の資産管理機能をもたせことができる。この機能は、個人資産管理サービスを提供する(株)マネーツリー(東京都渋谷区)と連携し、さらに目標額や期限を定めて、目的別の預金もできる。将来は、肥後銀行と熊本県が設立した「(株)くまもとDMC」や鹿児島銀行本店ビルの商業施設「よかど鹿児島」などの情報発信機能も組み込む。

 このアプリとは別に、肥後銀行は「ひぎん通帳」、鹿児島銀行は「かぎん通帳」というスマホ向け通帳アプリを開発して配信中。スマホ画面上で総合口座の普通預金や定期預金の残高、過去10年分の入出金明細を確認できる。入出金明細を10年分としたのは、将来の紙通帳の廃止を視野に入れているためという。

九州フィナンシャルグループが開発中のスマホアプリのイメージ。
左はホーム画面、右は家計簿機能(ニュースリリースから抜粋)

【南里 秀之】

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