2024年05月15日( 水 )

【福岡市】企業の拠点開設支援、8年連続で50社以上を支援

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 福岡市は2日、近年のスタートアップの盛り上がり、エンジニアフレンドリーシティや天神ビッグバンなどの取り組みを背景に、「成長分野および本社機能」の立地企業(同市進出に際し、同市が何らかのかたちで支援)数が2013年から20年まで8年連続で50社を突破、11年からの10年で500社に達したと発表した。

 昨年の福岡市が支援した主な進出企業は、AIQVE ONE(株)、(株)アイシン(旧・アイシン精機(株))、(株)ウィズワーク、(株)div、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(株)(以上、クリエイティブ関連産業)、(株)ネオキャリア(コールセンター)、Whoscall (株)(旧・Gogolook(株))(外資系)。

 これらの企業は、福岡市について、「ITやWEB、デジタルコンテンツなどの知的創造型産業を重点分野として、企業や人材の誘致に力を入れている」(div)、「エンジニア誘致に積極的」(デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム)、「当社のビジョンに共感し、一緒に詐欺問題への実証実験に取り組むなど、様々な支援をしてくれた」(Whoscall)とコメントしている。

 福岡市は今後も積極的なPRやインセンティブなどを活用し、さらなる企業立地および雇用創出に取り組んでいくとしている。

立地企業数の推移

【茅野 雅弘】

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