14日に行われた武雄市議会で、一般質問に立った上田雄一議員が「新型コロナから既に1年が経つ。日常を取り戻した際のカンフル施策として市民が夢をもてるイベントや仕掛けを行っていく必要がある」として、武雄市へのパンダ誘致を提案した。
国内でパンダがいるのは東京の「上野動物園」、和歌山の「アドベンチャーワールド」、兵庫の「神戸市立王子動物園」のみで、武雄市がパンダの誘致に成功すれば、九州はもちろん中国・四国以西では初めてとなる。
上田議員は「武雄にパンダがいることで武雄の観光業、飲食業などの活性化につながるし、何よりも市民の皆さんに夢を与えることができる」と述べた。これに対し、武雄市の小松市長は「非常にスケールが大きく、夢・希望がある話だと思う。こちらでも調査・研究をしていきたい」と答えた。
武雄市は昨年5月、中国の陝西省韓城市からマスクを寄贈されており、当地の国会議員とも親交が深く、今回のパンダ誘致についても上田議員は十分に実現可能と主張している。
近い将来、武雄市でパンダを見られる日が来るのか。今後の動向が注目される。
【新貝 竜也】
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