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2021年09月14日 09:00

【再掲】2050年代を見据えた福岡のグランドデザイン構想(56)~地下鉄ネットワークの整備構想(1)

C&C21研究会 理事 下川 弘 氏

 都市の発展においては、航空と道路、港湾、そして鉄軌道などの交通系ネットワークの整備が欠かせない。とくに周辺地域を巻き込んだ都市交通としての地下鉄や鉄軌道のネットワークは、重要な要素であろう。

 たとえば首都圏における鉄道ネットワークは、JR東海の「山手線」「中央線」「新幹線(東海・東北・北陸)」を軸に、私鉄9社(小田急電鉄、京王電鉄、京急電鉄、京成電鉄、東急電鉄、東武鉄道、東京モノレール、新交通ゆりかもめ、東京臨海高速鉄道)の路線網が広がっている。

 地下では、東京メトロ(9路線180駅)と都営地下鉄(4路線106駅)の総数13路線286駅(2020年6月現在)がつながっており、地下鉄ネットワークが縦横無尽に広がっている。

 世界的に見ても、これだけの鉄道・地下鉄ネットワークが整備されている都市は数少ない。しかも今年1月20日には、小池百合子・東京都知事が赤羽一嘉・国土交通大臣宛てに、「東京圏における地下鉄ネットワークの充実について」と題して、有楽町線の延伸(豊洲~住吉)の事業主体選定や、都心部・臨海地域地下鉄構想、品川地下鉄構想の事業化についての要請書を提出している。

 まだまだ東京の鉄道ネットワーク整備は進行し続けているのだ。

東京地下鉄

(つづく)


<プロフィール>
下川 弘(しもかわ・ひろし)

C&C21研究会 理事 下川 弘 氏1961年生まれ、福岡県出身。熊本大学大学院工学研究科建築学専攻修士課程を修了後、87年4月に(株)間組(現・(株)安藤・間)に入社。建築設計第一部や技術本部、総合企画本部企画部などを経て、99年1月には九州支店営業部に配属。その後、建築営業本部やベトナム現地法人、本社土木事業本部営業部長などを経て、2020年9月から九州支店建築営業部営業部長を務める。社外では99年9月からC&C21研究会事務局長(21年8月から理事)を務めるほか、体験活動協会FEA理事、(一社)日本プロジェクト産業協議会の国土・未来プロジェクト研究会幹事、(一社)防災教育指導協会顧問など数々の要職に就いている。

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