2021年12月07日( 火 )
by データ・マックス

全方位的な取り組みを通じて 持続可能な社会の実現に貢献

(株)ネスト 代表取締役 新井 晋一 氏

すべての取り組みは、きっといつか大きな果実をもたらしてくれる

新井 晋一 氏
新井 晋一 氏

 「SDGsの取り組みは、直接的には収益につながらないかもしれません。いやむしろ経費が嵩むかもしれないのですが、見返りを求めずにやることで、きっといつか大きな果実をもたらしてくれる」。好立地・高品質をコンセプトにしたマンションシリーズ「ネストピア」で知られる(株)ネストの、新井晋一代表が語るSGDs観である。

 マンションの企画・開発・販売から賃貸管理、建物管理まで、全てをワンストップで請け負い、デベロッパーとして責任を持って「ワンランク上の住品質」を提供し続けてきた同社。ネストピアマンション供給数34棟、21年9月現在の入居率99.8%という実績が、目先の利益にとらわれず顧客の満足を追求してきたことを物語る。

 そんな同社のトップとして、「まずはネストピアに住まう方々により良い暮らしを提供することを第一に、あらゆる場面にSDGsの考えを取り入れています」という新井氏。実際、同氏が2020年7月に発表した「株式会社ネスト SDGs宣言」を一読すれば、同社の事業の全ての領域について、SDGsの掲げる17項目に寄与できるところはないか、自己点検と省察を深めてきたことがよくわかる。

自分たちを取り巻くあらゆる場面にSDGsの考えを取り入れていく

 同「宣言」は「住みよい暮らしづくり」「環境」「人権」「地域貢献」の4大テーマを設定。各々について、SDGsの目標に対応させる形で、社の目標と具体策を明らかにしている。「物件管理システム等によるアフターフォロー体制の整備、地域の景観に配慮した不動産開発」(住みよい暮らしづくり)、「ハイドロテクトタイルの活用推進、自社および施工物件におけるLED照明導入による省エネ」(「環境」)、「年齢・性別にとらわれない採用・登用、就業規則へのハラスメント禁止明文化」(「人権」)、等々と。

 とりわけ「常に念頭に置いているのが、地元企業との積極的な関わりを維持し、地域に還元していくことです」という新井氏。地元企業への発注徹底はもちろん、小学生バレーボール大会「ネスト杯」の開催や地域イベントへの協賛など、地域活性化のための活動に注力してきた。社員の服装も「顧客を不快にしない品位や清潔感があれば、Tシャツを取り入れたビジネススタイルもOK」という斬新さ!「変わり続けることで変わらないことが私たちネストのテーマです」という新井氏の言葉には、時代の要請に応え続けられるという自信と力とが漲っている。

NEST SDGs


<COMPANY INFORMATION>
代 表:新井 晋一
所在地:福岡市中央区警固1-15-6
設 立:1999年9月
資本金:1億円(グループ資本金1億4,000万円)
TEL:092-737-5223
URL:https://www.newnest.co.jp


<プロフィール>
新井 晋一
(にい しんいち)
1968年2月、長崎県対馬市に生まれる。県立対馬高等学校を卒業後、大阪の日用雑貨販売会社に就職し福岡支店で勤務。その後、ワンルームマンションの販売会社2社で営業を経験、99年に(株)ネストを設立。同社代表取締役に就任し現在に至る。趣味はゴルフと筋トレ。

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