JR九州(東証一部)の子会社・JR九州住宅(株)(福岡市博多区)は、2017年に受注した建築工事において建設業法違反があったとして、福岡県から営業停止処分を受けた。
違反内容は以下の通り。
・ 注文者から元請として請け負った2つの建築工事において、特定建設業の許可なく下請業者との間で総額が政令で定める額(6,000万円)を超える下請負契約を締結した。(建設業法第16条第1項違反)
・ 注文者から元請として請け負った建築工事において、建設業の許可を取得していない者と政令で定める額(500万円)を超える額の建設業の下請負契約を締結した。(建設業法第28条第1項第6号該当)
・ 注文者から元請として請け負った建築工事において、直接的かつ恒常的な雇用関係にない者を主任技術者として配置した。(建設業法第26条第1項違反)
営業停止期間は21年12月28日から22年1月28日までの32日間。JR九州住宅によれば、当該工事以降は同種の違反事象は発生していないという。
【永上 隼人】
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