2022年05月28日( 土 )
by データ・マックス

地域とともに120年「100年企業」のその先へ

(株)未来図建設 代表取締役社長
菅原 正道 氏

企業として地域を豊かにする

 (株)未来図建設の創業は、1902年10月まで遡る。2022年には創業120年を迎え、業界では伝統と実績を兼ね備えた老舗企業として知られてきた。さらに同社は創業以来一貫して建設業者としての足場を固めつつ、地域のまちづくりに貢献し続けてきた。64年に本社を現在地へ移転させた後は、より地域密着型の経営が鮮明になり、県内の業界をリードしながら存在感を増している。

(株)未来図建設
代表取締役社長 菅原 正道 氏

 同社は、中高層ビルやマンションだけではなく幅広い分野の建物・構造物を手がけている。重視するのは挑戦と創造だ。新工法のソフト開発や先進的デザインなどの時代のニーズに応えるために全社一丸となって邁進する姿勢は、変わらず継承し続ける同社の「風土」でもある。「社員からの信頼を得るためには、まずは私自身から日々研鑽をし、全社員の手本とならなくてはなりません」と菅原社長。

次世代へ伝え続ける風土

 同社は、福岡都市圏を中心に数多くの地域のシンボル的建物の施工実績を有する。社名にも込めた変わらぬ信念は、「美しい街並を創る」というもの。同社が“100年企業”として今日までこれたのは、地元に愛されながら人に寄り添った事業展開を礎としてきたことが背景にある。

 さらに指針として、〈先人との変わらない約束〉を謳い、「いどむ(挑戦む)、きく(傾聴く)、つなぐ(継承ぐ)」の3つの指針を掲げる。目指すのはその時代に合った事業推進であり、「お客さまが快適に暮らせる未来を提案し、ずっと地域に愛される、人と自然に寄り添った企業でありたい」という企業像だ。「先人たちが培ってきた信頼をより深めながら、お客さまに喜んでいただける建物を提供し続けていくことが大切です」(菅原正道社長)。

 今後の同社について、菅原社長はすでに次世代を見据えている。「混沌とした社会情勢ではありますが、我々がすべきことは不変です。現状に甘んじることなく、もっとお客さまに喜んでいただくために、自らも研鑽を続けながら、これまで積み重ねてきた事業を次世代に伝えていきます」。

 世代を継ぐことはすなわち、次世代の人材を育てることでもある。菅原社長は同社の将来について、人材育成を軸に思い描く。

 「『会社の宝は人です』 社員に愛される会社は、お客さまにも愛される会社
になれると思います。 そのためには常に愛情を持って社員に接し、アットホー
ムな社風を築き、会社が大好きな社員をたくさん育てることが大切です。
また、働きやすい職場環境の整備を行い、社内対話を増やし、風通しの良い 会
社にすることが重要だと思います」。100年企業のその先へ――老舗企業の新たな挑戦に注目が集まる。


<COMPANY INFORMATION>
代 表:菅原 正道
所在地:福岡市南区野間2-7-1
創 業:1902年10月
設 立:1952年11月
資本金:9,900万円
TEL:092-511-1311
URL:http://www.miraizu.co.jp


<プロフィール>
菅原 正道
(すがはら・まさみち)
1954年3月、福岡市生まれ、福岡大学卒業。79年4月、(株)福岡金子組(現・未来図建設)に入社し、常務取締役に就任。91年1月、同社取締役副社長を経て、93年11月、同社代表取締役に就任。

 

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