機能性表示食品届出、累計5,000件突破
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消費者庁の機能性表示食品制度の届出件数が4日、制度がスタートした2015年度からの累計で5,000件を突破した。
15年度の届出件数は310件だったが、翌年度には620件に倍増。20年度に初めて1,000件の大台に乗った。21年度も2月4日時点で1,004件に上り、今年度末には過去最高を記録することが確実視されている。
消費者庁による1カ月あたりの平均届出公表件数も、15年度の25.8件から20年度には88.9件に増加。今年度は約100件のペースで推移している。
消費者庁では、届出資料に不備がないかを調べるための事前チェックを実施。しかし、マンパワーに対して届出件数の伸びが大きく、今後、公表に遅れが生じる懸念がではじめている。
対応策として、事業者団体による届出資料の事前確認の促進が浮上。消費者庁は事業者団体による事前確認を制度に位置づけ、利用を促す方針を示している。
【木村 祐作】
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