エフコープ堤理事長「新規利用者増えるが、単価減で減収に」
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エフコープ生協の2023年3月期は供給高が前期比1.7%減の605億7,000万円、経常剰余金が60.4%減の10億3,700万円と減収減益になる見通しだ。取材に応じた堤新吾理事長は「主力の無店舗事業では70歳以上の高齢者を中心に新規利用者が増えている半面、コロナ感染者数の減少で1人あたりの利用高が下がるため」と説明。減収に加え、人件費や車両費などの事業経費が6.7%増加することで大幅減益になる、としている。粗利益率が0.22ポイント悪化するのも響く。
前期の週平均の無店舗利用者数は0.9%増えた。コロナ禍の長期化で外出を控えたい高齢の新規利用が牽引しているという。一方で高齢者以外では行動制限の緩和で外食が増えた影響で1人平均の利用高が4,595円と2.0%下がった。
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