2024年05月08日( 水 )

西鉄が西新パレスほか1棟を売却、譲渡益は65億円

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西新パレス
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    西日本鉄道(東証プライム 以下、西鉄)は、保有する「西新パレス」および「住まいのギャラリー西新店」を売却する。

 売却先は「福岡記念病院」を経営する社会医療法人大成会(福岡市早良区)で、売却額は非公開。引き渡しは4月1日を予定している。
 西新パレスと住まいのギャラリー西新店は隣接しており、合計の敷地面積は約2,215坪となる。西新パレスは、土地を西鉄子会社・西鉄不動産(株)、建物を西鉄が保有。住まいのギャラリー西新店は、土地建物を西鉄が保有しており、西鉄は連結で約65億円、単体で約58億円の譲渡益を計上する見通し。

 西新パレスの敷地は、一部が商業地域(容積率400%)だが、多くが第1種住居地域で、容積率は200%、建ぺい率は60%、住まいのギャラリー西新店も同じく第1種住居地域(容積率200%)となっている。
 同じ区域内には高価格帯の分譲マンションも複数存在しているが、今回、西鉄は自社開発ではなく売却を選択した。

■西新パレス
所在地 :福岡市早良区西新2-10-1
敷地面積:約1,880坪

■住まいのギャラリー西新店
所在地 :福岡市早良区西新2-10-16
敷地面積:約335坪

【永上 隼人】

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