12年前と変わらない構図~統一選こぼれ話1
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9日投開票が行われた統一地方選挙。福岡県議会議員筑紫野市選挙区の候補者事務所で開票結果を待った。筑紫野市選挙区では2011年以降無投票が続いており今回は12年振りの選挙となった。
11年の選挙では定数2名に対し、自民党1名、民主党1名、無所属1名の3名が立候補した。投票率は39.93%で、それぞれの得票数は自民党候補者が1万4,358票、民主党候補者が1万1,169票、無所属候補者が5,422票だった。
今回(同じく定数2名)の選挙結果は、投票率は34.46%と約5ポイント減少。自民党候補者(新人)が1万4,149票、立憲民主党候補者(11年と同じ候補)が1万204票、無所属候補者(11年と同じ候補)が4,931票だった。
このように今回の各党・候補者の得票数は11年選挙のときからほぼ変わっていない。こうした結果をみると、各党・候補者の支持者や選挙に関心がある人が限られていることが分かる。12年振りの選挙となったが、投票率はむしろ低下、当時と変わらない構図が再現された。
【内山 義之】
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