自民党県議団、県連会長に原口剣生氏を推薦、県連会長再任へ
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任期満了にともない10日告示された自民党福岡県連の会長選挙で、自民党県議団(44人)は現会長の原口剣生県議(68)を推す方針にあることが判明した。原口県議は、久留米市・うきは市選出で、当選7回。2019年、蔵内勇夫県議の会長辞任にともない就任し、現在2期目。
岸田文雄首相(自民党総裁)は、5選挙区で行われた衆議院補欠選挙のうち4選挙区で勝利し、内閣支持率が上昇している状況を鑑みながら、早期の衆議院解散を考えているという。5月19日から21日まで行われるG7広島サミットが終了し、国会会期末の6月21日前後に衆議院解散を行う可能性があるとの観測もあり、前回の衆院選で野党系が勝利した9区・10区の候補者選定などが急がれている。そうしたなか、県連内には原口氏の県連会長再任を支持する声が多い。
立候補にあたっては、県議会議員や国会議員、北九州・福岡両政令市議で構成される県連役員のうち20人以上の推薦が必要で、立候補の受け付けは本日まで。原口氏以外の立候補がない場合、20日予定の総務会において無投票で選出される。
【近藤 将勝】
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