鹿島建設 今期は過去最高を更新予想
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15日、鹿島建設(株)(東証プライム)が2023年3月期の決算発表を行った。
同期は売上高2兆3,915億円(前期比15.0%増)、営業利益1,235億円(同0.1%増)、経常利益1,567億円(同3.0%増)、当期利益1,117億円(同7.6%増)を計上。過去最高の売上高となったほか、2期連続で増収増益をはたした。
建設事業では資機材高騰の影響はあったものの、早期調達や発注者との協議をすすめたことが奏功し、2月に業績予想の上方修正を行っていた。さらに、政策保有株式の売却(17銘柄100億円)による特別利益を計上したことから、当期利益は前期を7.6%上回った。国内受注が好調だったことから、建設事業受注高は2兆1,969億円(同13.8%増)となった。
24年3月期は、売上高2兆4,800億円(同3.7%増)、営業利益1,420億円(同15.0%増)、経常利益1,500億円(同4.3%減)、当期利益1,050億円(同6.1%減)、建設事業受注高は2兆2,500億円(同2.4%増)を予想。過去最高だった前期を上回る売上高および建設事業受注高を予想している。
【永上 隼人】
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