メジャーになるか?業務用スーパー(1)アクト中食、神戸物産を追撃
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業務用スーパーの主力商品である冷凍食品は見切り処分や廃棄ロスがほとんどなく、長期保存が効き不良在庫になる心配が少ない。大容量なので包装や小分けの手間がかからない。消費者にとって、大容量で一度に食べ切れなくても残りは冷凍保管すればよい。問題は味だが、アクト中食のキャッチフレーズは「プロの味を家庭で」。ホテル、旅館や飲食店のプロの料理人向けで培った素材選びや調理技術を冷食用に生かしたという。
アクト中食は大正期に米穀商として創業、戦後業務用食品卸に進出した。1995年キャッシュ&キャリー(現金購入持ち帰り方式)の業務用スーパー1号店を開設、2002年フランチャイズ(FC)1号店を開いた。神戸物産がFC1号店を出したのが2000年3月で、2年遅れだった。
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