NetIB-Newsでは、読者のご意見を積極的に紹介し、議論の場を提供していきたい。
今回は、「リニア建設は中止が適切」に関する読者の意見を紹介する。
東海道新幹線が開通して来年で60年になる。その間の鉄道のみならず数々のインフラ建設において、日本が地震大国であることは十分に想定内のはずだ。その想定に基づいた対策が、それなりに効果を発揮してきたことは今までの新幹線の安全運転の実績が示しているのではないか。
もしリニア計画をここで中止するとなれば、今までにつぎ込んだ費用と開発された技術が無駄になるだろう。リニア技術を海外へ輸出することは国内での商業運用の次のステップとして当然想定されているはずだが、もし国内での計画を中止するとなれば、運用実績がないままでは海外への売り込みは成功する筈がないからだ。仮にリニアの売り込みがなされるとしても、それは実績をともなわないため、技術そのものの売却になりかねず、それは今までの開発費用の穴埋めのための換金であり、国策としては敗北を意味することになる。はたしてそれを選ぶか?
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