ナフコ、今期PB比率55％目指す 一気に10ポイント増

　ナフコは2024年3月期末にプライベートブランド（PB）の比率を前期から10.0ポイント増の55.0％に引き上げる方針だ。園芸用品やスリッパ、室内着、こたつなどの日用雑貨や家具だけでなくバッテリーチェーンソーなどの工具類に扱い商品を拡大する。売上が伸び悩んでいるため、高粗利のPBで利益を拡大する。

　ナフコは3月、PBの製造を委託する業者に傷や部品不足を理由に不当な返品を繰り返していたとして公正取引委員会から再発防止の勧告を受けた。自社で品質検査を行わずに業者に任せ、事実上丸投げしていたことも明らかになった。

※この記事は12月5日に有料会員向け「流通メルマガ」に配信したものから一部を抜粋したものです。全文を読むには「流通メルマガ」の申し込みが必要です。
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