2024年05月08日( 水 )

松山自民参院幹事長、盛山大臣に説明責任求める

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 松山政司自民党参議院幹事長は6日、同日付で朝日新聞が報じた旧統一教会(世界平和統一家庭連合)の関連団体「世界平和連合」と盛山正仁文部科学大臣の接点について、盛山大臣に「説明責任をはたしてもらえればと思う」と述べたうえで、「関係も点検されるだろう」との見解も示した。

 盛山大臣は2022年9月の自民党本部による旧統一教会との接点に関する点検・調査において、関連団体への出席は認めていたが、選挙支援については申告していなかった。

 盛山大臣は6日の衆議院予算委員会で、「新聞で報道されているような写真があるのなら、推薦状を受け取ったのではないかと思うが、改めて確認したところ、過去の衆議院選挙に際して当該団体に選挙支援を依頼した事実はなく、事務所に活動報告があったことも確認できなかった」と述べ、教団信者である平和連合の会員が盛山事務所を名乗って電話で投票依頼を行ったとされる関係者の証言については否定している。

 岸田文雄首相は、「旧統一教会と関連団体との関係や過去を点検し、接点があった場合には説明責任をはたす。未来に向けて関係を断っていくことを徹底していく。この方針を閣僚に対して、今一度確認する」と述べたが、野党からの盛山大臣の更迭要求は拒否した。

【近藤 将勝】

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