2024年04月30日( 火 )

YE DIGITAL、24年2月期決算 増収増益

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 3月29日、(株)YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区、玉井裕治代表)は2024年2月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は195億400万円(前期比20.8%増)、営業利益は14億8,800万円(同63.6%増)、経常利益は15億5,900万円(同86.4%増)、当期純利益は10億9,200万円(同39.4%増)で、増収増益となった。

 増収増益の主な要因として、ビジネスソリューション事業とIoTソリューション事業がいずれも好調だったことが挙げられる。ビジネスソリューション事業では、ERP分野の大規模プロジェクトにおける開発量やコンサルティング対応の増加が、売上増に大きく寄与した。IoTソリューション事業では、「2024年問題」の対応などで省力化ニーズの高まる物流DX分野において、同社の倉庫自動化システム「MMLogiStation」の受注拡大、AIソリューションの物流DX市場への展開がすすみ、24年1月には物流DXの運用サービス拠点として物流DXC(物流DXサービスセンター)をSmart Service AQUA内に開設、受注獲得の加速およびサービスの拡充が進み、売上増に貢献した。

 来期(25年2月期)の業績予想については、売上高は200億円(前期比2.5%増)、営業利益は16億円(同7.5%増)、経常利益は16億5,000万円(同5.8%増)、当期純利益は10億5,000万円(同3.9%減)で、増収と営業利益での増益を予想している。

【寺村 朋輝】

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