2024年05月20日( 月 )

JR九州の24年期決算は3期連続の増収増益

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 九州旅客鉄道(株)(JR九州)(本社:福岡市博多区、古宮洋二代表)は9日、2024年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高が前期比9.7%増の4,204億200万円、営業利益が同37.2%増の470億9,400万円、経常利益が同37.1%増の489億3,600万円、当期純利益が同23.4%増の384億4,500万円で3期連続の増収増益。鉄道やホテルなどの事業が回復し収益を高めた。

 セグメント別に見ると、鉄道を含む運輸サービス事業の売上高は、同18.4%増の1,637億8,500万円、営業利益は同312.1%増の103億9,600万円と大きく伸びた。

 不動産・ホテル事業では売上高が同8.2%増の1,331億5,900万円、営業利益は同12.2%増の248億300万円。その他(流通・外食、建設、ビジネスサービス)事業を含め、すべての事業分野で増収増益を達成した。

 25年3月期の業績予想は、売上高4,411億円(前期比4.9%増)、営業利益573億円(同21.7%増)、経常利益567億円(同15.9 %増)、当期純利益422億円(同9.8%)とし、4期連続の増収増益を見込んでいる。

【田中 直輝】

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