2024年10月09日( 水 )

「ふくや」が選りすぐったプロユース食材を提供 「たべごろ百旬館空港店」がオープン

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(株)ふくや たべごろ百旬館空港店

 (株)ふくや(本社:福岡市博多区、川原武浩代表)は、9月14日、「たべごろ百旬館空港店」をオープンした。同店は中央区渡辺通にある「たべごろ百旬館」の2号店となる。

 同店に入ってすぐに目につくのは、目玉である鮮魚コーナーだ。長い冷蔵ショーケースのなかには、当日水揚げされた鮮魚数十種類がずらりとならび、いけすのなかにも天然アコウ、養殖トラフグ、アナゴ、地ダコなどがいきいきと泳いでいる。まさにプロのニーズに応えた品ぞろえとなっている。その一方で、一般の利用客のニーズにもきめ細かく応えて、職人が目の前で丁寧にさばいてくれる。また、総菜コーナーには鮮魚を利用したつくりたての見るも鮮やかな商品がならび、寿司や太巻き、海鮮丼もある。

 さすが「ふくや」と思わせるのは、魚卵・ちりめんコーナー。専門の明太子もさることながら、ちりめんも季節によって一番おいしい産地が異なる3種類を常時準備しているという。

 もう1つ特徴的なのは出汁コーナー。コーナーに近づくとふんわりと漂ってくる鰹節の豊かな香りが、見るよりも明らかに同店のこだわりを醸し出している。「荒亀節天日干し」「荒本血合抜き」など全6種類の個性豊かな鰹節が日替わりで毎日3種類提供される。

 また、海外の珍しい食材まで取りそろえられており、まさに食の博物館だ。宝探しのつもりで一度同店を訪れて欲しい。見て楽しい、買って嬉しい、食べておいしいの体験ができる。

 国内で初めて明太子を製造したことで知られる「ふくや」は1948年に博多・中洲で創業した食品メーカー。メーカーとしてのノウハウを活かして、毎日市場から届く新鮮な魚や野菜、各地の特産物などを幅広く取りそろえ、飲食店のプロフェッショナルの料理人のニーズに応えるべく、97年に中央区渡辺通に「たべごろ百旬館」をオープンした。

 また、商品の取りそろえばかりでなく、食材に関する豊富な知識をもつスタッフが常駐して、プロの料理人から一般の利用者まで幅広いニーズに応じて商品の提供を行う。

【寺村朋輝】


<INFORMATION>
たべごろ百旬館空港店

榎田1丁目交差点から榎田2250号線を南に100m
所在地 :福岡市博多区榎田1-4-72
営業時間:午前9時~午後7時
     (毎月最終日のみ午後8時閉店)
定休日 :年末年始など
     (店舗までお問い合わせください)
TEL :092-292-2982

(株)ふくや たべごろ百旬館空港店

 

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