久光製薬、25年2月期中間決算　純利益8.1％増

　10日、久光製薬（株）（本社：佐賀県鳥栖市、中冨一榮代表）は2025年2月期第2四半期決算を発表した。それによると、売上高は754億5,600万円（前年同期比12.7％増）、営業利益は90億600万円（同7.3％増）、経常利益は107億8,800万円（同7.3％減）、当期純利益は90億9,800万円（同8.1％増）だった。

　決算要因について同社は、国内市場での医療用医薬品事業が減収となった一方で、一般用医薬品事業が積極的な販売活動により大幅に増収したことや、海外市場において円安と女性ホルモン製剤の需要拡大が米国市場を中心に売上を押し上げたとしている。

　通期の業績予想については、売上高は1,520億円（前期比7.3％増）、営業利益は145億円（同10.1％増）、経常利益は189億円（同3.8％減）、当期純利益は158億円（同13.1％増）を予想している。

【寺村朋輝】