9日、西日本鉄道(株)(本社:福岡市博多区、林田浩一代表)は2025年3月期の連結決算を発表した。それによると、売上高は4,434億9,500万円(前期比7.7%増)、営業利益は266億5,500万円(同3.0%増)、経常利益は287億3,900万円(同17.1%増)、当期純利益は208億1,000万円(同15.8%減)で、増収と経常利益まで増益も最終利益は減益となった。
決算要因としては、物流業における国際物流事業での輸出入取扱高の増加や、レジャー・サービス業におけるホテル事業での客室単価の上昇、運輸業のバス事業での運賃改定効果などにより営業収益・営業利益は増加した。経常利益も、持分法投資損益の改善が寄与し増益となった。一方で、固定資産売却益の減少などにより当期純利益は減少した。
来期(26年3月期)の業績予想については、売上高は4,700億円(前期比6.0%増)、営業利益は250億円(同6.2%減)、経常利益は236億円(同17.9%減)、当期純利益は212億円(同1.9%増)で、増収減益を予想している。
【寺村朋輝】
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