参議院選挙は、自民党ぼろ負け確定

 「なぜ?ぼろ負けか」と問われれば、「無節操すぎる」というのが、こちらの回答である。

鈴木宗男氏    鈴木宗男氏が参議院比例全国区に立つ。「私の名前を書いてください」とでも言わんばかりに、ポスターにはでかでかと当人の氏名が記載してあるが、所属政党の記載がない。「おかしいな」と思い調べてみると、実は自民党から全国区に立候補しているのである。鈴木宗男氏の節操のなさには驚かないが、自民党の支離滅裂な人選にはあきれた。

 今から10年以上前、鈴木氏が素浪人時代には応援していた時期もあった。福岡で講演会を2回行ったこともあるが、彼の性根に愛想を尽かして縁を切った。最近の印象は単独でロシアに渡り、帰国後、自民党のウクライナ支援行動を徹底的に糾弾していたことである。同党へのボロカスの批判展開は記憶に新しい。ところが、自民党執行部は、この批判分子を参議院比例全国区の候補者に選んだのである。

 このように筋の通らないことばかりしている自民党に対して、国民は鉄槌を下すであろう。今回の参議院選挙で、全国区・地方区を合わせた自民党の当選議席数は、単独で35席が精一杯だろう。

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