20日に投開票が行われた第27回参議院選挙の福岡選挙区で、自民党現職の松山政司氏が5期目の当選をはたした。松山市は党参院幹事長として東京・永田町で選挙結果を見守った。一方、福岡市博多区にある選挙事務所には、鬼木誠衆議院議員や服部誠太郎福岡県知事らをはじめとする松山氏の支持者200人以上が参集。午後8時の開票直後に当確が判明し、選挙事務所は安堵のどよめきが響き渡った。
選挙対策本部長を務めた鬼木氏は、「フェイクニュースが飛び交うなど、自民党に対する民衆の怒りが直撃いたしました。そんななかで、自民党、松山政司氏を信じてお支えいただいた皆さまのおかげで、こうして当選確実をやっと手に入れることができました」と感慨深げに述べた。
服部知事は「今回の選挙は、大逆風のなかでの大混戦、大激戦でした。複雑かつ困難な課題が山積するなか、松山先生にはこれから人々の幸せ、日本の国の発展に直結する責任と実効性のある国会議論をリードしていただきたい」と話した。
関係者の様子から、福岡県の自民党関係者の並々ならぬ危機感と、それによる一枚岩の体制が今回の松山氏の当選を導いたものと感じられた。

【田中直輝】
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