日本を代表するサイエンスパーク構築 三井不、半導体産業にかける

三井不動産の山下和則常務執行役員(左)と名古屋大学の天野浩教授(右)
三井不動産の山下和則常務執行役員(左)と名古屋大学の天野浩教授(右)

 三井不動産(株)(東証プライム)が、東京や九州で半導体産業を軸としたまちづくりに注力している。ノーベル賞受賞者の天野浩・名古屋大教授を理事長に据え、会員制の半導体産業支援コミュニティ「(一社)RISE-A(ライズ・エー)」を立ち上げた。三井不動産はTSMCの工場がある熊本県菊陽町で、「RISE-Aでのニーズなどをまちづくりに投入し、日本を代表するサイエンスパークを形成できるのはないか」(山下和則・三井不動産常務執行役員)とし、半導体を主体とした「サイエンスパーク構想」を具体化する意向を示した。

水平分業進める場に

 国内での半導体産業の活性化の流れを背景に...

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