中央技術コンサルタンツ(東京都)、福岡県と佐賀県が相次ぎ指名停止措置

 (株)中央技術コンサルタンツ(本社:東京都新宿区、本田俊昭代表)は、福岡県と佐賀県の両県から相次いで入札参加資格停止処分を受けた。指名停止の期間は、福岡県が2025年8月26日~26年2月25日までの6カ月間、佐賀県が25年9月1日~26年1月31日までの5カ月間となっている。

 指名停止を受けた理由は、同社の東北支店長が宮城県気仙沼市発注の道路設計入札で市職員から事前に設計価格情報を入手したうえで落札し、公正な入札を害したとして、25年7月21日に宮城県警に逮捕されたことによる。

 なお、佐賀県の発表によると、同県の発注実績は23年度に1,388万9,000円、24年度は実績なしだった。また、同県への登録業種は測量一般、建築関係コンサルタント、河川・砂防、港湾・空港、道路、下水道、農業土木、水産土木、都市計画、土質・基礎、鋼構造・コンクリート、トンネル、建設環境、環境調査など多岐にわたる。

【寺村朋輝】

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