臨時国会での首相指名選挙を前に、自民・公明両党は、連立協議を進めてきたが、1999年から26年におよんだ自民・公明の連立関係に終止符が打たれることとなった。
10日午後、自民党の高市早苗総裁と公明党の斉藤鉄夫代表による党首会談が、約1時間半にわたって国会内で行われた。
公明党が懸念する靖国神社参拝、外国人政策、政治とカネの問題のうち、靖国・外国人政策は7日の会談で概ね認識を共有したが、企業・団体献金の規制強化については自公両党の考え方の相違が埋まらなかった。
また、高市氏の総裁選勝利に大きく関係した麻生太郎氏が、23年の自民党福岡県連の会合で公明党を忌避する趣旨の発言をしたこともあり、同党の地方議員などから反発の声が高まっていた。
政権の枠組みを含め、今後の政治状況は混沌とすることになりそうだ。
【近藤将勝】
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