29日、(株)ゼンリン(北九州市小倉北区、竹川道郎代表)は2026年3月期中間期の連結決算を発表した。それによると、売上高は295億2,300万円(前年同期比2.8%増)、営業利益は8,300万円(前期は2億7,500万円の損失から黒字転換)、経常利益は3億8,800万円(前期は3億4,100万円の損失から黒字転換)、四半期純利益は2億6,000万円(前期は1億1,600万円の損失から黒字転換)で、増収と黒字転換となった。
決算要因としては、モビリティソリューション関連で前期に計上した一過性売上の反動減やカーナビゲーション用データの販売が減少したものの、公共ソリューション関連で一部前倒しを含む住宅地図データの提供や受託案件が増加した。また、プロダクトソリューション関連でGISパッケージなどのストック型サービスが堅調に推移した。それらの寄与によって、営業費用はベースアップの影響などにより増加したものの、営業利益段階から黒字転換をはたした。
通期(26年3月期)の業績予想については、売上高は655億円(前期比1.8%増)、営業利益は43億円(同9.6%増)、経常利益は44億円(同11.8%増)、当期純利益は30億円(同15.1%増)で、増収増益を予想している。
【寺村朋輝】
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