(市長facebookより)
福岡県太宰府市の楠田大蔵市長は10月31日の定例記者会見で、12月31日付で辞職する意向を表明した。楠田氏は現在2期目。任期は来年1月27日までとなっている。12月の市長選には立候補しない。
太宰府市は2017年度に芦刈茂前市長が不信任決議を受けて議会の解散を行い、失職したことを受けて市長と市議の任期満了時期に2カ月弱のずれがあった。
市長選と市議選が別日程で行われることにより予算支出も大きくなるため、21年度は公職選挙法の「90日特例」を適用し、同日選挙を行った。今回も市長選・市議選ともに12月7日告示、14日投開票の日程で行われる。
ただ、新市長が決まった後も1カ月以上、任期が残り、市議が不在の期間が生じてしまう問題があった。楠田市長が年内で辞職した場合、次期市長の任期は来年1月1日からとなり、これ以降同日選が可能で、市議の空白期間も生じない。
楠田市長はデータ・マックスの取材に対し「市長任期が1カ月以上残るということは、辞め際に専決を行って勝手に決めてしまう問題も起こり得る。市長任期を2週間くらいでスムーズに終わるというかたちが望ましいと判断した」と語った。
なお、楠田市長は結成15年以内の漫才師の日本一を決める「M-1グランプリ2025」に出場していたが3日、東京都内で4日に行われる3回戦への出場を辞退した。市職員が自転車で飲酒運転をしたことを申し出たことによるもの。楠田市長はタレントの高田課長さんとコンビ「市長課長」を組んで出場し、好評であった。
【近藤将勝】
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