6日、(株)高田工業所(北九州市八幡西区、高田寿一郎代表)は2026年3月期の連結中間決算を発表した。それによると、売上高は253億5,900万円(前年同期比9.9%減)、営業利益は2億5,400万円(同84.6%減)、経常利益は1億9,400万円(同88.0%減)、当期純利益は1億4,000万円(同87.1%減)で、減収減益となった。
決算要因としては、主力のプラント業界で原材料価格の高騰や人手不足にともなう人件費上昇、デジタル化対応コストなど外部環境の厳しさが続いたことが挙げられる。プラント事業では、国内化学プラントの定期修理工事が閑散期にあたり、また一部大型案件の工期が第3四半期以降にずれ込んだ影響で減収となった。装置事業では開発・販促コストが利益を圧迫した。
通期(26年3月期)の業績予想については、売上高564億円(前期比2.9%減)、営業利益22億4,000万円(同23.6%減)、経常利益20億6,000万円(同28.4%減)、当期純利益14億2,000万円(同38.5%減)で、減収減益を見込んでいる。
【寺村朋輝】
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