SDGsと人間味で挑む 元祖トマトラーメン三味(333)の未来

<COMPANY INFORMATION>
(株)三味

代 表:宮下将司
所在地:福岡市博多区東公園1-25
    元祖トマトラーメンビル
設 立:2015年10月
資本金:800万円
TEL:0120-014-333
URL:https://333sanmishopping.com


【目次】

  • SDGs経営の先駆者として
    SDGs・ESG経営をいち早く実践し、町民価格での提供や食品廃棄ゼロ、グリーンボンド投資などで地域と環境に貢献する。
  • 経営を支えるヒューマンストーリー
    母の商いが原点のヒューマンストーリーを軸に、従業員や家族の物語を大切にする人間味ある経営で、働きがいと定着率を高める。
  • グローバル発信と未来志向
    韓国や世界160カ国にトマトラーメン文化を発信し、福岡に根付きながら国内外での出店拡大と新たな価値創造に挑戦し続ける。
  • 求人情報

SDGs経営の
先駆者として

 元祖トマトラーメンを展開する(株)三味(333)は、飲食業界においていち早くSDGs・ESG経営を実践してきた。2018年に遠賀郡水巻町の行政施設「ICOTTO!MIZUMAKI」に出店し、町民限定価格で390円のトマトラーメンを提供。人口約2万8,000人の町で毎月7,000人前後を集客し、地域活性化に貢献してきた。店舗運営では徹底した鮮度・発注管理を行い、食品廃棄ゼロを実現。「利益を度外視してでも食べてもらうことが最大の宣伝になる」と宮下将司代表は語る。

 23年には福岡市発行のグリーンボンドにも投資し、環境課題の解決にも貢献。こうした姿勢は〈FFG〉Sustainable Scale Indexで高く評価され、ESGスコア97.74(全業種1,075社中1位、業界1位)、SDGsスコア99.74(同2位、業界1位)を獲得した。

経営を支える
ヒューマンストーリー

 三味の成長の背景には、宮下代表の人間味あふれる経営哲学がある。25年8月、母親の療養を契機に9店舗目となる「照葉スパリゾート24時間営業店」をオープン。屋号「三味」も、母親が1人で家庭を支えながら営んでいた商いに由来する。代表は「生きているうちに、少しでも恩返しや親孝行がしたい」という思いに突き動かされ出店を決めたと語る。自身もかつて心身を崩した経験をもつが、トマトラーメン事業を始めて健康的なサイクルを取り戻した。「人間らしい営みこそ経営の原点」と語り、利益追求だけでなく従業員や家族のストーリーを大切にしている。

 また、従業員にとっても三味は「誇れる職場」。宮下代表がメディアに登場するたび、家族に自慢できる喜びが働きがいにつながっている。数字では測れない人とのつながりが企業文化を支え、人材定着やチームワーク強化を促している。

グローバル発信と
未来志向

NHK-WORLD-JAPAN-の「ラーメンジャパン5話(2023年6月28日放映分)」
NHK-WORLD-JAPAN-の
「ラーメンジャパン5話(2023年6月28日放映分)」

    三味のトマトラーメンは韓国でも高い知名度をもつ。韓国4大財閥のSKグループ(SKテレコム)とのコラボを皮切りにSNSやブログで認知が広がり、日韓の文化交流を促す存在となった。さらにNHK WORLD-JAPANの「Ramen Japan」に登場し、世界160カ国・約3億世帯に紹介された。宮下代表は「親子三代に愛される、福岡に根付いたお店にしたい」と語り、地元から世界へと挑戦を続ける。

 今後は国内外でのさらなる店舗展開も視野に入れつつ、地域社会とともに歩む姿勢を貫く。単なる飲食ブランドを超えて「福岡発の文化」を届ける存在として、三味は次のステージへと進もうとしている。


<求人情報>
(株)三味(333)

求人情報 (株)三味(333)業 種 :飲食サービス
職 種 :元祖トマトラーメン店の店内業務スタッフ
勤務地 :照葉スパリゾート店、モラージュ佐賀店ほか
採用担当:宮下、内山
TEL :0120-014-333
TEL :090-1971-7333(代表)
採用ページ:https://jp.indeed.com/m/viewjob?jk=ed87b3763230fd65

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