「デットマール・クラマーカップ」開催~2016年は追悼大会へ
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13歳以下を対象にしたサッカー大会「デットマール・クラマーカップ2016」が1月9日から同11日まで宗像市のグローバルアリーナで開催された。今大会で5回目。大会名となったデットマール・クラマー氏は日本サッカーの父と言われるドイツ人指導者。クラマー氏は、2年前の第3回大会で高齢にも関わらず来日し、精力的な指導を行ったが、昨年9月に90歳で死去。今大会は追悼大会となった。
大会には九州・東海地区を中心に、群馬県や韓国などのチームも合わせて24チームが参加した。決勝は、韓国Kリーグ強豪の下部組織「蔚山ヒュンダイU-13」が「小倉南フットボールクラブジュニアユース」を4-0で下した。
第1回大会から実行委員長を務め、昨年からJ2「ザスパクサツ群馬」の監督を務める服部浩紀は「クラマー氏にこの大会で指導していただいたことは財産。我々指導者は教えを継承しなければならない」と思いを語った。また、大会を通じて強さが際立った「蔚山ヒュンダイU-13」について「一人一人がボールを大事にしフィジカルも強い」と分析。日本チームには「球際の強さを見習って欲しい」と語った。
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