【倒産】(株)センタシストアカデミー(北九州市若松区) 半導体設計者教育事業

破産手続開始決定
負債総額精査中

 (株)センタシストアカデミーは5月13日、福岡地裁小倉支部より破産手続開始決定を受けた。

 破産管財人は石井衆介弁護士(北九州第一法律事務所、北九州市小倉北区金田2-6-4、電話093-571-4688)。

 同社は2024年10月設立。九州工業大学大学院博士課程に在籍していた代表が創業した半導体スタートアップで、北九州学術研究都市を拠点に、半導体設計・開発分野の高度人材育成事業を展開していた。

 北九州市と連携し、国内初として自治体と連携した半導体設計教育サービスの開始を掲げていた。世界3大EDAベンダーの一角であるシノプシス社の最先端ツールを活用し、北九州学術研究都市内のクリーンルーム設備を利用することで、半導体の設計から製造までを一気通貫で学べる教育体制を構築。初心者でも実務レベルに到達できる教育環境を強みとしていた。また、国家戦略特区「外国人エンジニア就労促進事業」を活用し、フィリピン人エンジニアを採用。通常約3カ月程度を要するとされる在留資格審査期間を約1カ月程度に短縮できる制度を活用した、市内採用第1号案件としても注目を集めていた。

 半導体人材不足を背景に、5年後に1万人の人材育成を目標として掲げ、学生や技術者向けにサービス展開を進めていた。しかし、25年10月末付でチームに参画していた取締役が辞任するなど、動向が注目されていた。

 負債総額は現在精査中。


業 種:半導体設計者教育事業
所在地:北九州市若松区ひびきの1-8
設 立:2024年10月

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