武者リサーチ「ストラテジーブレティン」

フォローする

気になるタグをフォローすると、後でまとめ読みができます。

円キャリーではない、バフェットキャリーだ~日本資産デフレの最終章~(後)
円キャリーではない、バフェットキャリーだ~日本資産デフレの最終章~(後)
 ブルーベイ・アセット・マネジメントのポジションの問題は、日本国債ショートにあるのではなく、円キャリーにある。
国際
円キャリーではない、バフェットキャリーだ~日本資産デフレの最終章~(前)
円キャリーではない、バフェットキャリーだ~日本資産デフレの最終章~(前)
 世界の中央銀行が軒並み金利引き上げに走るなかで、唯一緩和姿勢を厳守している日銀との対比が鮮明になっている。
国際
コロナ忌明けの夏、日本株の時が来た(後)
コロナ忌明けの夏、日本株の時が来た(後)
 中国経済失速が最大の懸念材料、だが党大会前に習政権は弥縫策を繰り出すだろう。コロナ再燃によるロックダウン、不動産バブル溶解による内需の落ち込み、輸出輸入の伸び率急低下などが顕在化し経済は失速状態、コロナ禍の勝ち組であったはずの中国が今や負け組になっている。
国際
コロナ忌明けの夏、日本株の時が来た(前)
コロナ忌明けの夏、日本株の時が来た(前)
 日本株の投資チャンス到来、今年はサマーラリーが期待できるかもしれない。米国経済のソフトランディング(深刻な景気後退はない)がみえてきた。米国株の底入れが明確になれば、日本株が世界物色の焦点になると考える。
国際
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(6)
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(6)
 そもそも21世紀には牧歌的自由貿易説、比較優位説が成り立たない事情があったことが以下の点から指摘される。
国際
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(5)
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(5)
 現在のハイテク・半導体・ソフトウエアなどの先端分野では、自由貿易の原則が通用しないことを認識しておく必要がある。
国際
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(4)
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(4)
 産業集積はどのようにしてできるのだろうか。多くの製品は特定の地域の特産となっている。そこにしかない天然資源、海山の珍味に由来するものもあるが、たいていはほとんど偶然の産物である。
国際
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(3)
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(3)
 TSMCは台湾一国生産体制だが、それはTSMCにとってもリスクである。インテルはEUの補助金も受けて、欧州に製造拠点の建設を計画している。
国際
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(2)
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(2)
 世界のハイテク産業の主役はインターネットプラットフォーマーGAFAMであり、半導体もソフトウエア・設計といったソフトになっていると思われているが、必ずしもそれは正しくない。
国際
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(1)
【神風、円安2】TSMCの日本拠点強化と日台協力が産業復活のカギ(1)
 恩典的円安の時代、購買力平価から相当程度(3割以上)安い為替レートが定着し、日本の価格競争力に為替面からの恩典が与えられる時代が始まった。懲罰的円高時代と同様に、今回も経済合理性とともに、覇権国米国の国益がカギとなる。
国際
【神風、円安1】日本ハイテク産業集積復活への道筋(後)
【神風、円安1】日本ハイテク産業集積復活への道筋(後)
 ストラテジーブレティン302号(4月1日)で分析したように、日本の競争力を根底的に破壊した懲罰的円高の時代ははっきりと終わり、日本に恩典を与える実力以上の円安の時代が始まっている。
国際
【神風、円安1】日本ハイテク産業集積復活への道筋(前)
【神風、円安1】日本ハイテク産業集積復活への道筋(前)
 円が1ドル131円までの急落となり、武者リサーチが過去10年にわたって主張し続けてきた長期円安の時代の到来が明らかになった。
国際
“米国衰退論”誤りのみならず罪づくり(後)
“米国衰退論”誤りのみならず罪づくり(後)
 そうなると米国の圧倒的優位性が浮かび上がってくる。米国は世界最大の石油ガス産出国かつ純輸出国である。エネルギー価格上昇は国全体ではマイナスではない。
国際
“米国衰退論”誤りのみならず罪づくり(前)
“米国衰退論”誤りのみならず罪づくり(前)
 ウクライナ戦争勃発以降、連日報道される悲劇の連続に気が重くなる。が、だからと言って世界の将来を悲観すべきではないだろう。ウクライナ戦争でプーチンが勝利する可能性はない。
国際
懲罰的円高から恩典的円安の時代へ(後)
懲罰的円高から恩典的円安の時代へ(後)
 しかし今、日本が貿易赤字国に転落したことで、恩典的円安の時代に入っていくのではないだろうか。それは購買力平価から相当程度(2~3割か)安い為替レートが定着し、日本の価格競争力に為替面からの恩典が与えられる時代である。
国際
懲罰的円高から恩典的円安の時代へ(中)
懲罰的円高から恩典的円安の時代へ(中)
 通貨の長期推移を振り返ると、日本円と中国人民元の特異性が際立つ。図表5に示す1995年以降の主要国通貨の実質実効レート推移により考えてみよう。
国際
懲罰的円高から恩典的円安の時代へ(前)
懲罰的円高から恩典的円安の時代へ(前)
 3月の3週間(3/10 115円/ドル→3/28 125円/ドル)でドル円レートは10円の急落となった。
国際
ウクライナ戦争とエネルギー安全保障(後)
ウクライナ戦争とエネルギー安全保障(後)
 米国とNATOは中国に踏み絵を迫っている。ロシア産天然ガスの購入、軍事物資支援などを通して経済支援を行い、西側の制裁に対する抜け道を提供することが疑われているが、それへの対応次第では中国が孤立しかねない。
国際
ウクライナ戦争とエネルギー安全保障(前)
ウクライナ戦争とエネルギー安全保障(前)
 軍事、地政学の専門家ではないが、一定の論点整理を試みたい。電光石火の攻撃により緒戦で勝利し、ウクライナ側に(1)非武装中立化、(2)クリミア半島の主権譲渡などをのませるというプーチン氏の目論見は完全に失敗した。
国際
プーチンのウクライナ侵攻、ロシア凋落の始まりか(後)
プーチンのウクライナ侵攻、ロシア凋落の始まりか(後)
 ウクライナが徹底抗戦姿勢を変えないとすれば、プーチン氏の退陣のみが究極の解決策となる。
国際