2024年9月20日 17:00
頼れる「身寄りがいない」状態で、老後を迎える人が増えている。厚労省では、病院や介護施設が、家族や親族ら身元を保証する人がいないことのみを理由に入院や入所を拒むことがないよう通達を出している。
2024年9月19日 16:30
運営していた「サロン幸福亭ぐるり」の常連Mさんの口癖は、「誰にも迷惑をかけずにコロリと逝きたい」ということ。当然「ピンピンコロリ」が目標だ。
2024年8月23日 16:50
南海トラフ地震による津波が予想される地域では、マンションが格好の避難場所として期待されている。高知市では指定された津波避難分譲マンションに、「自動解除装置付きキーボックス」を設置した。
2024年8月22日 16:00
8月8日、宮崎県日向灘沖、翌9日に神奈川県で大きな地震があった。とくに宮崎県の地震は南海トラフ地震地域内と判定され、相応の注意が必要という指示が出された。関係する自治体では再度避難対策の見直しを迫られている。
2024年7月26日 15:30
昨年9月、漫画家でタレントの蛭子能収さんが「最後の展覧会」というユニークな個展を開いた。蛭子さんは自分が認知症であることを4年前に公表している。
2024年7月25日 16:00
認知症当事者の単独歩行を「徘徊」といっているが正解ではない。徘徊は「目的もなくうろうろと歩くこと」(スーパー大辞林)を指す。「夜の巷を(目的もなく)徘徊する」という具合だ。
2024年6月16日 06:00
富弘美術館は大反対を押し切って建てられたという経緯がある。この建物は、ときの総理大臣・竹下登のもとで考案された「ふるさと創生事業」によるものである。
2024年6月14日 16:00
大学時代の友人Fは、在学中から群を抜いて頭が良く、統率力に長けていた。大学闘争時も執行部の中枢(武闘派ではない)として各派をまとめ、同学年の間ではFの右に出る者は皆無だった。
2024年5月26日 06:00
2005年9月24日、NHKスペシャル『ひとり 団地の一室で』が放送され、この作品が第26回「地方の時代映像祭グランプリ」を獲得する。
2024年5月24日 17:00
これまで、高齢者の居場所「サロン幸福亭ぐるり」開設にあたり、中沢卓実(当時・千葉県松戸市常盤平団地自治会長)さんの助言の元、開亭にこぎ着けられたことを紹介した。
2024年4月21日 06:00
2000年10月のある日の常盤平団地。公団の管理人がある部屋のドアの前に立った。3カ月未納の家賃の督促である。ドアは施錠されたままで、電気のメーターだけは動いている。
2024年4月18日 17:40
URの空き店舗を借りて運営してきた「サロン幸福亭ぐるり」を3月末で閉亭し、以前運営していた場所に移した。理由は運営費用の問題もあるが...
2024年3月22日 16:20
「無縁遺骨」という言葉を最近耳にする。文字通り、自分の骨を拾ってくれる身内がいないこと。私の場合、墓が地方にあり墓参は無理な年齢になってきた。
2024年2月22日 06:00
認知症もそれほど恐れるべき病気ではない。認知症も脳の老化による病気だと考えれば、「認知症になるまで長生きできた」と捉えることができると萬田氏。
2024年2月21日 16:00
運営する「サロン幸福亭ぐるり」で人気の「マッスル体操」に参加する高齢女性の大半が、連れ合いに先立たれた独り者だ。筋肉を付けてさらに長生きする。総じて来亭する女性が元気なのである。
2024年1月18日 15:30
日本では2022年6月、「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」が成立している。「人権を尊重し、当事者の声を聞いて社会を構築することを目指している」と評価された。
2024年1月17日 15:30
Tさんは昔から人の話を聞かず、自分の話を強引に推し進める癖があった。その日も延々としゃべり続ける。突然話の内容が変わる。自分の頭のなかではそれなりに整合性がとれているのだろうが、聞かされている私は混乱するばかり。私の名前も失念し、自分勝手に話し続けた。
2024年1月12日 12:00
興味深い新聞一面広告(朝日新聞2023年4月14日)を見た。ピクシーダストテクノロジーズと塩野義製薬の共同開発で、「音で認知症に挑む」というプロジェクトを立ち上げたという。
2024年1月11日 16:40
私の趣味の1つに「生録」がある。文字通り自然界(アーティストの生演奏、取材相手の生録音含む)の音をそのまま収録することである。