2024年04月26日( 金 )

九州管内、クルーズ船寄港回数は博多港がトップ

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hakatakou 九州地方整備局が公表した、九州管内クルーズ船寄港階数(2016年8月までの速報値)によると、16年1月~8月までのクルーズ船寄港回数は532回で前年同期比158回増(1.42倍)となった。8月だけをみると前年同期と同数の87回だが、それ以外の月で全て前年を上回った。港別の寄港回数では博多港の213回がトップ。次いで長崎港の118回、鹿児島港の64回と続く。

 博多港では、7月下旬から9月中旬にかけて、同港発着の5泊6日で日本海をめぐるクルーズを実施。クルーズ船はイタリア船籍の「コスタ・ビクトリア」。運航会社はイタリア・ジェノバに本社をおくコスタ・クルーズ。こうした大手外国船社を巻き込んだクルーズ企画の立案・実行が、同港への寄港回数、ひいては世界的な知名度UPの一助となっている。外国船社との積極的なコラボクルーズが可能か否か。そこが今後の九州管内各港への寄港回数増減へのポイントになりそうである。

【代 源太朗】

 

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