2024年05月01日( 水 )

7日から9日まで「長崎くんち」開催!~上町の「コッコデショ」が登場

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ
長崎くんち<長崎伝統芸能振興会>公式サイトより<

長崎くんち<長崎伝統芸能振興会>公式サイトより

 長崎市では、10月7日(金)から9日(日)までの3日間、国指定重要無形民俗文化財に指定された、長崎の氏神・諏訪神社の秋の大祭「長崎くんち」が開催される。期間中は、6つの踊町が、諏訪神社のほか市内中心部各地で奉納踊りを披露。県内外から訪れる大勢の見物客で賑わう。

 今年の目玉は、上町が奉納する「コッコデショ」。もともと大阪府泉州堺のだんじりが伝わったもので、櫓太鼓や座布団など長崎流のアレンジが施された。子ども4人の太鼓打ちを乗せた、みこしに似た太鼓山を36人の男たちが担ぎ、「コッコデショ」の掛け声で宙に放り上げる。これまで樺島町だけが奉納しており、その豪快な姿から地元で高い人気を博してきたが、踊り町の当番が回ってくるのは7年に1度。上町が加わることで、今年から7年に2度「コッコデショ」を楽しむことができる。

 ほかの踊り町と出し物は、▽筑後町・龍踊(じゃおどり)▽元船町・唐船祭(とうせんさい)▽今籠町・本踊(ほんおどり)▽鍛冶屋町・宝船(たからぶね)、七福神(しちふくじん)▽油屋町・川船(かわふね)。「長崎くんち」の代名詞である「龍踊(じゃおどり)」をはじめ、それぞれが長崎の伝統と文化を感じさせる内容である。見物のポイント、スケジュールなどについては、関連リンクを参照。

【山下 康太】

▼関連リンク
・長崎くんち <長崎伝統芸能振興会>公式サイト

 

関連キーワード

関連記事