2024年05月05日( 日 )

リテールパートナーズ 初の通年決算は増収減益

記事を保存する

保存した記事はマイページからいつでも閲覧いただけます。

印刷
お問い合わせ

 (株)リテールパートナーズは13日、2017年2月期連結決算を発表した。15年7月の経営統合で発足してから初の通年決算となる。営業収益は1,429億5,200万円。前期(16年2月期)は(株)マルミヤストアが6カ月の変則決算であったこともあり、前期比23.3%増となった。16年7月にマルミヤストアが(株)オーケー(現・(株)新鮮マーケット)を買収したことで、当初の営業収益予想を約70億円上回る結果となった。経常利益は49億7,500万円で前期比7.4%増。2億7,500万円の上振れとなった。当期純利益は25億5,500万円。前期に計上した投資有価証券売却益や負ののれん益が無くなったため、前期比40.4%減となった。

 来期(18年2月期)は、今年3月より完全子会社となった(株)マルキョウとその子会社の(株)青木商事が加わる。営業収益は2,300億円(60.9%増)、営業利益69億円(49.0%増)、経常利益75億円(50.3%増)、当期純利益40億円(56.6%増)を見込んでいる。マルキョウとの経営統合で負ののれん益が発生するが、現時点では確定できないとして織り込んでいない。

 

関連記事