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三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株)(本社:東京都南区、藤井秀延代表)は、自分が住んでいるまちに対する愛着やお勧め度合など調査した「市民のプライド・ランキング」を発表した。調査対象は、全国の政令指定都市(20市)と、東京都区部の計21団体。
福岡市は、「自分の住む都市に愛着や誇りを感じるか」という設問において、「愛着」と「誇り」共にランキング1位を獲得、また、「知人・友人に勧められるか」「住むこと」「働くこと」などの10項目中9項目でも1位を取るなど、福岡市民のまちに対する愛着が強く現れた結果となった。1位を逃した項目は「買い物・遊びで訪れること」で、こちらでは札幌市が1位を獲得、札幌市は10項目中8項目で2位を獲得し、福岡市と札幌市で上位を独占した。
都市のイメージへの共感度合のランキングでは、「にぎわいある」「成長」「便利」で福岡市が1位に、同県の北九州市が「停滞」「レトロ・ノスタルジー」で1位となり、対照的な結果となった。
他県から福岡市に移住してきたという会社員は、「福岡市はすごくコンパクトなまち。なんでも揃ってるし、交通も便利だから、田舎から移り住んでみて住みやすさにびっくりした。県外に観光に行くときも、交通手段に困らない。欠点を挙げるとしたら、これといった観光名所がないところかな」とコメント。一方で生粋の福岡市民の会社員は、「とくに良い悪いも考えたこともなかった。愛着はあるけど、自分の住んでる場所に対するプライドはないし、なんだか腑に落ちない気がした」と語った。
▼関連リンク
・住民のまちに対する思いを数値化した「市民のプライド・ランキング」を公表(三菱UFJリサーチ&コンサルティング(株))
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